自分向きのカードローンとは?情報収集と選び方

カードローンはゆうちょで!スルガ銀行の代理商品「したく」の実態

ゆうちょ銀行は郵政民営化によって郵便貯金を引き継ぐ形で誕生した銀行で、規模的に言えば3大メガバンクをしのぐ銀行です。

ただし現段階では個人向けの無担保融資は独自には行っておらず、まだ完全な銀行とは言えない面があります。

このためカードローンも独自の金融商品とては提供しておらず、静岡と神奈川を拠点とするスルガ銀行が提供している「したく」というカードローンを代理業者として提供する形を取っています。

このカードローンの申込みは仮申込と、その後に行われる仮審査に通過した人の本申込の2段階になっており、設定される利用限度額は500万円まで、適用金利は最高14.9%ということになっています。

ゆうちょ銀行とは?メガバンクを凌ぐほどの巨大銀行

ゆうちょ銀行というのは2006年に準備会社が設立され、2007年に株式会社ゆうちょ銀行に商号変更されて作られた日本郵政公社から郵便貯金を引く次ぐ銀行です。

ゆうちょ銀行の扱う郵便貯金の現在貯金残高は175兆円に達しており、銀行と言えば3大メガバンクが頭に浮かびますが、これを凌ぐ日本最大の預貯金額を保有している銀行ということになります。

ただし、民営化に当たって様々な規制が行われていたことも有って、現在でも個人向けの無担保融資が行われていません。

このため、現在直接行っているのは郵貯などを担保にした貸付のみで、2019年に無担保ローンを始める事になっています。

ゆうちょ銀行とは

ゆうちょ銀行というのは郵政民営化によって以前の郵政公社が行っていた郵便貯金事業を引き継ぐ形で設立された銀行です。

まず2006年に準備会社が設立され、翌2007年に株式会社ゆうちょ銀行という商号になりました。

現在でも郵便局内に窓口が有って、利用者的に見れば、ほかの事業を含めてそれまでの郵便局と大きく変わっては見えませんが、実はゆうちょ銀行のみの店舗も既に現れてきているので、今後は分かりません。

また民業圧迫にならないようにこれまで様々な規制があり、思うように金融商品の提供もできていませんが、今後は徐々に普通の銀行になっていくものと考えられます。

3大メガバンクを凌ぐほどの巨大銀行

規模的に言えばあまり目立ちませんから、それほど大きな銀行のようには感じていない人もいるはずですが、実はとんでもない巨大銀行です。

預貯金の金額で比較した場合、日本のメガバンクの一角である三菱UFJファイナンシャル・グループの預金残高が124兆円であるのに対してゆうちょ銀行の貯金額は175兆円に達しています。

つまりメガバンクと言われるような銀行グループと比較しても負けないどころか凌駕しているような巨大銀行なのです。

ですからもう少し金融商品が充実してくれば日本のメガバンクの1つとして数えられてもまったくおかしくありません。眠れる巨人ということもできるでしょう。

無担保融資は現在行われておらず2019年開始を予定している

ゆうちょ銀行はこのように巨大銀行ですが、説明した通り、様々な規制のためにこれまで、他の銀行のような金融商品の展開ができずにいました。

このためカードローンのような無担保融資についても自前で行う事ができずにいて、やっと2019年に無担保融資が始まるということになっています。

こういう背景が有る為に、現在ゆうちょ銀行が行っている融資というのは、担保が無ければ融資ができないものばかりで、例えば郵便貯金を担保にして融資をしてもらうということになります。

~郵便局は大変便利に利用できる~
最近ではネット経由で様々なことができるようになってきていますが、金融機関はやはり近くに店舗があるに越したことはありません。

その点郵便局は全国的に網の目のように有りますから、もし自宅の近くに有るのであれば、利用を考えても良い金融機関と言えるでしょう。

ローンは取次業務のみ!ゆうちょ銀行はスルガ銀行の代理業者

このため、無担保融資に当たるカードローンもゆうちょ銀行自体が提供しているものは現在はありません。ですからゆうちょ銀行が提供するカードローンを契約することは今の所できません。

ただし、カードローンを提供していない訳ではなく、ホームページや一部店舗では「したく」というカードローンが提供されています。

ただしこのカードローンは実際には静岡と神奈川に店舗展開しているスルガ銀行のもので、ゆうちょ銀行は品揃えを行うために、この代理業者という形をとってカードローンの申込みを受け付けています。

したがってゆうちょ銀行でカードローンを申込んでも契約はスルガ銀行と交わすことになります。

無担保融資が無いため単独でのカードローンは提供されていない

このようにゆうちょ銀行はこれまで無担保融資ができませんでしたから、実はゆうちょ銀行が提供するようなカードローンというものがありません。

現在では多くの金融機関が提供するローンが無担保融資として提供されるようになっていますから、ゆうちょ銀行としては、そういった金融商品が提供できず、はっきり言えば利益を出すのが難しかったはずです。

したがって、2019年以降どういった金融商品の提供が始まるのか大変興味深いものがあります。

民間になったとはいえ高齢者を中心にまだまだ郵便局信仰というようなものがあり、親方日の丸という連想が働くため、今後金融業界は一変する可能性も含んでいます。

現在ゆうちょ銀行はスルガ銀行の代理業者となっている

ただし、ゆうちょ銀行で申込みができる無担保融資が無い訳ではありません。

規制があると言っても、他の金融機関と提携することまで規制されているわけではないため、現在ゆうちょ銀行は静岡県と神奈川県を営業地域とする地方銀行のスルガ銀行と提携関係を結んでいます。

そこでスルガ銀行が提供している無担保融資をゆうちょ銀行の窓口で扱うようになっており、ゆうちょ銀行はスルガ銀行の代理業者という形になっています。

スルガ銀行の方も自前の営業地域だけでは狭い範囲になってしまいますが、ゆうちょ銀行と提携できれば、全国的な展開ができますから、願ったりかなったりと言えるでしょう。

提供されているカードローン「したく」はスルガ銀行のカードローン

この提携でゆうちょ銀行でも代理とはいえ提供できるカードローンができたわけです。

このカードローンはスルガ銀行の提供している「したく」というもので、次のような仕様になっています。

商品名 したく
利用限度額 500万円以内
金利(年利) 7.0%~14.9%
返済方式 残高スライドリボルビング返済方式

もともとスルガ銀行のカードローンですから、多くの銀行のカードローンと同程度の内容と言えるでしょう。

~返済方式に注意~
ゆうちょ銀行で申込める「したく」もそうですが、最近のカードローンの返済方式は残高スライド方式が採用されている場合が増えています。

この返済方式は借入残高を段階的に区切って各段階ごとに返済額を決まる方式で、借入残高が増えれば月々の返済額も増えていく事になります。

仮審査の申込みはWeb・電話・窓口から!本審査は申込書類郵送

「したく」の仮申込みはゆうちょ銀行のホームページの他、電話でも可能で、一部のゆうちょ銀行が入っている郵便局の窓口でも受け付けてもらう事ができます。店舗の場合は扱う店舗を確認して行ってください。

仮審査通過後は書類の郵送で本審査を申込むという形になります。

「したく」の利用限度額は最高500万円ということになっていますが設定される金額は審査で決定されます。ただし、この審査はゆうちょ銀行ではなくスルガ銀行側が行う事になります。

また適用される金利は7.0%~14.9%となっていて、金利の設定もスルガ銀行側で決められます。14.9%というのは多くの銀行と同水準か若干高い設定と言えます。

申込みは仮申込みと本申込みの2段構え

「したく」の申込みは仮申込みとその審査に通過しとだけの本申込みに分かれています。

では仮申込みはどのように行えば良いのでしょうか。「したく」の仮申込方法には次の3種類が用意されています。

  • WEB経由
  • 電話
  • 窓口

ただし、本来スルガ銀行の金融商品ですからWEBの入口はゆうちょ銀行のホームページに有っても、申込フォームはスルガ銀行のホームページ側に移って行う事になります。

電話の場合もゆうちょ銀行側に案内は出ていますが、電話先はスルガ銀行ということになります。

また窓口を利用する場合にはゆうちょ銀行の窓口で扱われますが、取り扱う窓口のある郵便局は限定されているので申込む場合には予め調べておきましょう。

扱っている郵便局はゆうちょ銀行のホームページで調べることができます。

仮申込後に行われる審査に通過した場合には、本審査の申込みということになりますが、これは必要書類の郵送によって行われます。

この後本審査が行われて、契約ということになります。

申込みに郵送が挟まるので、「したく」の申込みから契約まではそれなりの時間がかかることを予め了解しておかなければなりません。

利用限度額は500万円まで

この「したく」の利用限度額は表に示したように500万円で、多くの大手銀行や大手消費者金融のカードローンが800万円になっているのと比較すると、多少見劣りしますが、十分高額ではあります。

そもそも500万円まで借りられるというような人は、かなりの年収があり、信用評価も高くなければなりませんから、利用限度額の上限を論じてもあまり意味はありません。

申込当初に設定される利用限度額は特に300万円が上限になっていて、実際には100万円に届くこともまずありません。多くは50万円以内といったところでしょう。

ですから利用限度額が500万円というのは十分高額だと考えてください。

金利は最高14.9%

「したく」の金利は7.0%から14.9%となっていて、銀行のカードローンとしては一般的なものと言えますが、大手行のものと比較した場合、若干高い設定になっています。

例えば利用限度額が500万円の場合、金利は最低の7.0%となると予想されますが、三菱UFJ銀行の場合1%台の金利を付けていますから、かなり不利になります。

申込時の金利は利用限度額も少ないですから14.9%が付けられるのが普通で、他の銀行のものとはそれほどの違いはありません。

多くの場合にはそれほど高額利用はできませんから、金利はそれほど不利にはならないと言えるでしょう。

~窓口で相談してみよう~
郵便局というのは昔から地域と密着して局員もよく知っている人も多いはずです。

ですからカードローンなどを利用しようという場合には、まず窓口に行って、そういった人に相談して分からない部分を解消しておくと良いでしょう。

融資の利用や返済はゆうちょ銀行・スルガ銀行と提携ATMから可能

融資や返済はATMから行う事ができます。他の金融機関のように振込依頼をして自分の口座に振り込んでもらうという借入方法は提供されていないので、そういう想定で利用する場合は要注意です。

利用できるATMはゆうちょ銀行の他、スルガ銀行やコンビニATMの他、全国の金融機関のものが利用できるようになっていますから、たとえ近くにゆうちょ銀行が無くてもコンビニが有れば利用できます。

返済は残高スライドリボルビング方式が採用されており、10万円以内の借入残高の場合には、最低月々3000円の返済ということになるので、かなり楽な返済ができると言えるでしょう。

融資の利用や返済はATMから行う

「したく」の融資や返済はATMから行う事になります。

融資の利用は他の金融機関の場合、ATMの他に銀行振込での利用方法が提供されている場合が多いですが、残念ながら「したく」の場合にはATMからの引出しか提供されていないので注意が必要です。

また返済の場合、口座引落などの方法が無くATMからの入金によって行う事になるので、返済を忘れない様に十分注意しなければなりません。

こういった注意点があるので、「したく」の申込みを考える場合には、まずは利用手数料がかからないATMが自分の行動範囲内にあるかどうかを確認しておくようにしましょう。

利用可能なATMは全国にある

そこで「したく」ではどのようなATMが利用できるのかというと、次のようなものがあります。

  • ゆうちょ銀行
  • スルガ銀行
  • セブン銀行
  • E-net
  • タウンネットワークサービス
  • イオン銀行
  • スルガ銀行と提携する全国の金融機関

ATMによっては利用手数料が掛かってくる事になるので十分注意しなければなりません。

郵便局は全国にある上に、多くのコンビニATMが利用できいるようになっていますから、ほぼ全国で借入返済ができると考えて良いでしょう。

返済額は最低月々3000円からで利用しやすい

「したく」の月々の返済額は、返済当日の借入残高によって次のように決まっています。

返済時の利用残高 返済額
10万円以内 3000円以上
10万円超20万円以内 6000円以上
20万円超30万円以内 9000円以上
30万円超40万円以内 1万2000円以上
40万円超50万円以内 1万5000円以上
50万円超100万円以内 2万円以上
100万円超150万円以内 3万円以上
150万円超200万円以内 4万円以上
200万円超250万円以内 5万円以上
250万円超300万円以内 6万円以上
300万円超350万円以内 7万円以上
350万円超400万円以内 8万円以上
400万円超450万円以内 9万円以上
450万円超500万円以内 10万円以上
このように「したく」の返済は最低3000円からということになりますが、借り過ぎると高額化してしまいますから十分注意しなければなりません。
~返済できなければ最悪自己破産~
相手がゆうちょ銀行であろうとスルガ銀行であろうと借りたものは返済しなければなりません。

もし返済できないということになると、債務整理に追い込まれて最悪の場合自己破産ということになってしまいます。

郵便局なら大丈夫だというような安易な考えをしてはいけません。いまやゆうちょ銀行というのは民間の銀行なのです。

ここでゆうちょ銀行のカードローンについて纏めておきます。

  • ゆうちょ銀行はメガバンクをしのぐほどの巨大銀行だが現在無担保融資の提供はしていない
  • カードローンはスルガ銀行の「したく」を代理業者として提供している
  • 申込みはWebや電話あるいは窓口が利用できる
  • 融資と返済はATMを利用して行う

現在郵便貯金を利用している場合、それによって信用度も上がるはずですから2019年を待って、ゆうちょ銀行が提供することになる無担保融資がどういうものか見極めてから選ぶのも良い方法でしょう。

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