自分向きのカードローンとは?情報収集と選び方

バカにならないカードローン手数料。利息よりも経費が高額な場合あり

カードローンをできるだけ有利に利用したい場合、元金が変わらないとすれば、利息を考えるのが普通ですが、実はカードローンの利用ではその他にも経費が掛かってくる場合があるので、注意が必要です。

経費というのは、ATMの利用手数料や返済方法によってかかってくる事になる振込手数料のことで、これを馬鹿にしている人も多いですが、金利が低い現在では利息以上にかかる事があるのです。

このためカードローンを有利に利用するには、カードローンを利用する前に、詳細な仕様を理解して、どういった場合に余分な経費が掛かってしまうのかを覚え、経費の掛からないように利用する事が必要です。

カードローンをお得に利用する方法とは?利息だけを考えていても駄目

カードローンはできるだけお得に利用したいものですが、ではこのお得というのはどういうことを表しているのかと言えば、要するに借入れした元金の返済以外にかかる費用をできるだけ抑えるという事です。

元金以外に掛かってくる費用というのは、すぐに思い浮かぶものとして利息があります。この利息は金利によって計算されるので、カードローン選びではできるだけ金利の低いものを選ぼうとするはずです。

しかしこの他にも、実はお金がかかる場合があるのです。これを経費と呼ぶとすれば、例えば提携するATMを利用する場合、利用手数料がかかってきます。

お得さを追求するのであれば、こういった経費についても、できるだけ減らすようにしなければなりません。

カードローンをお得に利用するとはどういうことか?

カードローンのようなローンを利用する場合、よく言われるのができるだけお得に利用したいということです。これは誰でも同意する事でしょう。

しかしローンでお得というのはどういうことなのか、考えたことがあるでしょうか。

例えば10万円借りて、返済は9万円で済むようなローンはどこに行っても有りません。少なくとも元金の10万円を割り込むようなことはないのです。

実際には元金に対して利息が付きますから、返済総額としては10万円を超えるお金がかかる訳です。

金融機関は10万円貸して10万円返してもらったのでは、利益を上げることができません。そこで金利を設定して、それを基に計算した利息を上乗せして返してもらうことによって利益を上げています。

したがって、返済総額というのは、次のようになります。

返済総額 = 元金 + 利息

そこでお得という場合、多くの人は利息が少なくなるものと考えます。

しかし、実際にはカードローンを利用するにあたって、様々な経費が掛かってくる事があるのです。

この経費は返済総額には含まれないので分かり難いのですが、お得さを考える場合は考慮する必要があります。

つまり、カードローンを利用するときの費用を利用総額と表現するとすれば、次のようになります。

利用総額 = 元金 + 利息 + 経費

そこで、この利用総額を減らすことについて考えていくことにしましょう。

まずは利息を少なくすることを考える

まずは利息です。利息を少なくするためには、利息というものを理解しなければなりません。利息は金利が低いほど少なくなると理解している人は多いはずですが、実際はそれだけではありません。

利息は次の数式で計算されます。

利息 = 借入残高 × 金利(年利) × 借入期間(年換算)

つまり利息というのは、借入れたお金が変わらないとすれば、金利とともに、借入期間も同じように影響するという事です。

ですから、金利を気にするのであれば、借入期間も気にして、上手に返済していくことが、お得に返済することにつながる訳です。

もう一つは経費を抑えることを考える

そしてもう一つ考えなければならないのが経費の削減です。

ではカードローンにおける経費というのはどのようなものなのでしょうか。それには次のようなものが含まれます。

  • ATMの利用手数料
  • 返済時の振込手数料
  • ATMを利用する際のATMまでの交通費

この他にも、カードローンを利用するために掛かってくる費用があればそれら全般を経費と考えることができます。

経費の内容を見れば分かりますが、利用方法によってはこれ等の経費は掛らなくできるものです。

そこでカードローンをお得に利用したいのであれば、これらの経費をできるだけ0に近づけていくことが重要になります。

~無利息期間を上手に使おう~
一部のカードローンには無利息期間というものが設定される場合があります。

これは申込から一定期間内とか、初回の利用から一定期間内とか、それぞれ違いがあるので、カードローンを利用する際には、この無利息期間を上手に利用すればお得な利用につながります。

カードローンの経費を馬鹿にするな!経費が掛からない方法を選ぼう

そうはいっても経費など大した金額ではないという人も多いでしょう。例えば利用手数料なら1回108円ではないかと考えるわけです。しかし利用方法によっては、これが利息よりも高く成ることも有るのです。

したがって、カードローンを利用する際には、自分の行動範囲の中に、利用手数料がかからないATMが有るかどうかを、事前に調べておくことがお得に利用する為には大変重要になります。

また返済する場合も振込手数料が発生するような銀行振込による返済ではなくて、自動引落などの手数料が発生しないような返済方法を選ぶことも、お得な利用の為には必要になってくるでしょう。

手数料は高いのか安いのか?場合によっては利息よりも高くなる

では経費についてもう少し考えてみましょう。

まずATMまで行くのに交通費がかかるのであれば、それはカードローン選びがそのそも失敗しているという事です。カードローンを選ぶ際には、自分の行動範囲内にATMが有るものを選ぶべきでしょう。

では、それ以外の手数料とはどういったものなのでしょうか。

ATMは通常カードローンを提供している金融機関のもので決められた時間内の利用であれば、手数料は発生しません。

しかし時間外であったり、提携先の金融機関のATMの場合には108円あるいは216円の手数料が発生します。

また返済方法としては様々な方法が提供されており、自動引落などを利用すれば、手数料は発生しませんが、やはり時間外や提携金融機関のATMから返済すれば手数料がかかります。

また金融機関の指定口座に振り込みによって返済を行えば振込手数料がかかることになります。

そこで例えば融資の引出しに108円の手数料がかかったとして、どう感じるでしょうか。多くの場合108円なんて大したことはないと思うでしょう。

しかし例えば5千円を一か月借りて全額一気に返済することを考えてみましょう。今金利を銀行のカードローンに合わせて14%として、1月後にかかる利息を計算してみると次のようになります。

利息 = 5千円 × 0.14 × 30日/365日 ≒ 58円

そこで、ちょっとお金が足りなくて5千円を近くに有った提携ATMで借りたとすれば、利息が58円なのに利用手数料を108円取られてしまう事になります。

つまりこの場合利息よりもATMの利用手数料のほうが高くなってしまうわけです。

要するに手数料は少額ではありますが、利息と比較すれば絶対に無視できない金額だということが分かります。

自分の行動範囲に手数料のかからないATMがあることを確認する

ではこれ等の手数料がかからなくする方法を考えてみましょう。

まずATMの利用手数料は時間外に利用したとき、あるいは提携ATMを利用したときにかかってくるものです。

ただし、提携ATMでも提携関係によっては利用手数料が無料になる場合もあるので、そういうものであれば、使っても構わないことになります。

そこでカードローンを選ぶ際には、自分の行動範囲内に利用手数料のかからないATMが有るかどうかを探してみましょう。

また最近ではコンビニATMでも利用手数料がかからなくなっているカードローンも出てきているので、そういったものを探せば、行動範囲外に出たとしても利用手数料なしで利用でき、出張になどでも安心です。

返済は手数料のかからない方法を選ぶ

ではもう一つの返済時にかかる振込手数料はどうすればよいのでしょうか。

返済方法というのは先程も触れましたが銀行振込によるものだけではなく、手数料のかからない方法も用意されているのが普通です。

ただし、例えば口座引落を利用する場合、カードローンを提供している金融機関に普通預金口座を持っていなければならなかったりする場合があります。

また融資の引出しと同じように、ATMを使って入金する場合、やはり手数料の掛からないATMが近くになければなりません。

したがって、やはりカードローンを選ぶ際には、自分が口座引落が利用できるものを選んだり、手数料の掛からないATMが身近にあるものを選ぶようにすることが必要になる訳です。

~カードローンによって手数料のかかり方は違うので要注意~
本文でも触れていますが例えばコンビニのATMを利用する際に、利用手数料がかかるカードローンとかからないカードローンがありますから、カードローン選びは慎重に行わなければなりません。

これは要するに利用手数料をだれが負担するかという話であって、無料の場合にはカードローンの運営側の金融機関が負担しているということです。

これに対して手数料がかかるという場合には、利用者側が負担しているという事です。

有利に利用するためには利用するカードローンを研究する必要がある!

このようにカードローンを有利に利用するためには、利息以外の経費についても、よく理解しておく必要があるため、カードローンを選ぶ段階から、その仕様について細かいところまで調べなければなりません。

そして利用中に、どのような経費が掛かる事になるのかを、抜き出して箇条書きにしてみてください。そのうえで自分の想定する利用方法でどのような経費が掛かる可能性があるのかを調べてみましょう。

これができれば利息以外に掛かってくる経費について分かってくるはずですから、利用中それを避けるためにはどうすれば良いのかを検討してみましょう。

あまりにも経費が掛かってしまう場合には別のカードローンを探すべきでしょう。

カードローンは申込前に仕様をよく理解する必要がある

カードローンではそれぞれ提携金融機関があり、その中でもATMの利用の際に手数料がかかったりかからなかったりしますし、また返済方法もそれぞれ違いがあります。

したがって、カードローンを使う場合にまず必要になるのは、利用するカードローンの詳細な仕様を調べてみることです。

融資を利用する方法にはどういったものがあるのかとか、返済方法にはどういったものが有るのかというようなことを理解して、自分の利用方法からお得に利用できるかどうかを判断しなければなりません。

契約してから、実は自分の利用方法では手数料の発生が避けられないという事が分かったとしても遅いのです。

利用方法のうち経費がかかるものを抜き出してみよう

仕様を調べたら、そのカードローンで利息以外に支払う事になる、経費を抜き出して箇条書きにしておきましょう。

例えば、提携ATMにはどのようなものが有って、利用手数料がかからないものと、利用手数料がかかるものはどこかが分かるようにしてみましょう。

また返済方法を一覧にして手数料が発生するものが分かるようにし、手数料が必要なくなるためには、例えば普通預金口座の開設が必要というようなことも分かるようにしておきましょう。

要はどのような経費が有るのかという事と、それを避ける方法が分かるようになっていればよい訳です。

経費の支払いを避けるための手立てを考えて覚えておこう

どのような経費が掛かるのかが分かれば、次は自分の想定する利用方法をはっきりさせましょう。

カードローンの融資を引き出すのはどのあたりなのかや利用時間は何時頃なのか、というようなことを考えてみましょう。

また返済はどのような方法を想定しているのかもはっきりさせましょう。

この想定する自分の使い方と先程一覧にした経費を突き合わせて、自分がそのカードローンを利用する際、どのような経費が掛かってくる可能性があるのか、具体的に抜き出してください。

次にその経費を掛からなくするためにはどうすれば良いのか対策を考えましょう。経費を節約するにはその手立てを覚えておき実践すればよい訳です。

もし多数の対策が必要という事であれば、そもそも、そのカードローンは自分の使い方には向いていないと判断すべきでしょう。

そういう場合には、別のカードローンを探して再度検討してみる必要があります。

~何かわからない事が有ったら金融機関に直接確認するとよい~
カードローンの仕様についてはパンフレットやホームページなどで調べることになりますが、金融機関によっては、こういったものの記述が不足していたり、あいまいな部分があります。

もしそういった説明を読んでも良く分からない部分が有った場合には、直接金融機関側に連絡を取って、あいまいな部分を解消しておきましょう。

最も有利なのは借りない事!借りる前に考えなければいけない事とは?

ただし、カードローンは経費を全部避けられたとしても、利息は必ず掛かってくる事になり、返済は借入額を上回ることは間違いなく、その分は損失になります。

したがってもっとも有利なのは借入れするのではなく、借りずに遣り繰りすることです。

もしどうしても借入れが必要であれば、やはりできるだけ遣り繰りして、借入額を必要最小限に抑えることです。

また賞与などの臨時収入が入った時には、元金分をできるだけ返済してしまいましょう。そうすれば借入残高が減って、以後に掛かってくる利息は少なくなるので、有利な返済ができることになります。

最も有利なのは借入せずに遣り繰りする事

これでカードローンの利用に際してかかる経費をなくす方法が分かったわけです。多くの人はこれでカードローンがお得に利用できると考えているでしょう。

しかし、よく考えてみてください、借入れしたのは元金だけです。しかし最初に示した数式を見れば分かりますが、返済するのは元金に利息を加えた金額なのです。

そうすると差し引きで考えれば利息分は損失になる訳です。つまり経費をたとえ0にしたところで、カードローンを使えば、使わない場合と比べて損になるという事です。

したがって、お得さを追究するのであれば、カードローンを利用するよりも、何とか遣り繰りを考えて、借入れしないで済ませられないかを考えるべきでしょう。

そもそもカードローンなどという借り易い仕掛けができるまでは、お金を借りようという場合、担保や保証人が必要で、そう簡単なことではありませんでした。

このため、お金が必要になったとしても、借入れを考えるのではなくて、まず節約して乗り切ることを考えるものだったのです。

昔の人にはそれができたのです。それが現在人にできない事はないはずなのです。

どうしても借りるときはできるだけ借入額を少なくする

しかしどうしても遣り繰りだけでは切り抜けられない場合もあるでしょう。そういう場合には、借りることを考えなければなりませんが、その時も遣り繰りは大変有効なのです。

そもそも利息と言うのは借入れたお金に掛かってくるものです。したがって、借入れが避けられないのであれば、借入れするにしてもできるだけ借入額を少なくすれば、それだけお得になる訳です。

したがって、借りなければいけない場合でも、やはり、できるだけ遣り繰りをして、どうしようのもない部分だけを借りるようにしましょう。

そうすれば、借りない場合に比べて、損失が生じますが、余分に借入れするよりもお得な借り入れができるはずです。

臨時収入が入ったら随時返済で借入残高を減らそう

また借入れする場合に、もう一つ実践してほしいのが、月々の約定返済の他に随時返済を合わせて利用することです。

先程示した利息の計算方法を思い出して下さい。利息の計算では借入残高が重要な意味を持ちます。

ですから賞与などで臨時収入が有った場合には、約定返済を待たずに随時返済を行って借入残高を減らしてしまいましょう。

そうすれば、以後の利息を減らすことができますから、返済総額が減ることになり、お得な利用ができることになります。

随時返済は高額でなければ意味がないと思っているかもしれませんが、そんなことはありません。少しでも借入残高が減れば利息に影響していくのは間違いないのです。

~自分のお金の管理が重要~
どのように遣り繰りを行えばよいのかというと、まず必要になるのが、自分が何にお金を使っているのかをはっきりさせなければならないということです。これが分かれば不要な出費も見えてきます

そのためには日々自分のお金というものを管理しておく必要があります。そういった管理ができていない場合には、今日からでも家計簿などで管理を始めるようにしましょう。

ここでカードローンの利用に掛かってくる経費について纏めておきます。

  • カードローンをお得に利用するには利息だけではなく経費にも目を向ける必要がある
  • 経費は少額だが利息よりも高額になることも有るので決して馬鹿にできない
  • よりお得にカードローンを利用するにはカードローンをよく研究する必要がある
  • 最もお得なのはお金を借りないことでカードローンの利用の前に遣り繰りで凌ぐことを考えるべき

経費は返済総額には現れませんから、意識して減らすようにする必要があります。上手に利用したつもりが、実は大きな損をしていたという事にもなりかねないので十分注意してください。

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