自分向きのカードローンとは?情報収集と選び方

カードローンは毎月の返済額が違うの?返済方式を確認!

カードローンは通常月々返済していくように設計されており、返済が可能になるように申込条件では安定収入が要求されています。審査においても収入要件として、月々安定収入があることが確認されます。

カードローンでは安定収入があれば返済できるように当初はリボルビング払いという毎月返済額が変わらない方式が採用されていました。

しかし、最近では残高スライド方式と言って高額利用すると返済額も高額化する方式の採用が増えています。

いずれの方式で利用する場合でも、まずは自分の返済能力を的確に判断して、借入前には返済が可能かどうかを見極めてから借入れすることが重要で、安易に借入れしてしまうと返済が難しくなるので要注意です。

カードローンは通常月々返済していく!安定収入が前提になっている

カードローンは月々返済していくのが普通ですから、申込条件には安定収入があることが明記されており、月々の収入が安定していなければ、申込むことができないという事になっています。

申込みの後行われる審査でも、返済能力の評価として、一定額以上の年収とともに収入の安定性について評価が行われ、安定性に問題があれば審査は否決になり、利用することができません。

カードローンの月々の返済というのは、要するに収入が月々入ってくるという前提で、詳細な返済方式が決められており、これは利用者として最も多いと考えられる会社員が返済しやすいようになっています。

カードローンの申込条件には安定収入が明記されている

個人が利用するローンのほとんどは、借入後月々返済していくことになります。これは利用者の多くが会社員で、月給という形で収入を得ているため、それに合わせて設計されているためです。

ですから各ローンの申込条件には、安定収入があることが挙げられており、カードローンの申込条件でも年齢制限と並んで安定収入が明記されています。

したがってカードローンを申込む場合には、月々収入が有って、それが安定していることが求められ、例えば短期アルバイトで、不定期にしか収入が無いような人の場合には、申込みはできません。

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審査でも返済能力が評価されることになる

申込みが可能であっても、それでカードローンが利用できるのかと言えば、そうではなくその後審査が行われ、これに通らなければ融資を利用することはできません。

審査では通常次のような項目について確認や評価が行われています。

  • 申込者の本人確認
  • 申込者の返済能力の評価
  • 申込者の信用評価

このため審査でも返済能力の評価において次のような収入の確認が行われることになります。

  • 一定額以上の年収
  • 安定した月収

つまり、ここでも安定収入があるかどうか、職業や職種を参考にして評価が行われることになります。

例えば会社の正社員という場合、安定収入が期待できますから、評価は良くなりますが、自営業者という場合には、会社員程の安定収入にはなりませんから、その分評価は低くなってしまいます。

月々の返済はこの安定収入が前提になって方式が決められている

このようにカードローンは月々安定した収入を前提にしているので、月々いくら返済することになるのかを決める返済方式も、これを前提にして、利用者が返済しやすいような方式が採用されています。

ローンの返済方式には様々なものがあり、場合によっては月々は利息だけを支払って、元金の返済は返済期限内であれば何時でも構わないというような方式も存在します。

しかし殆どのカードローンは月々元金の返済分と利息分の合計が一定になるような設計になっており、安定した収入があれば、返済しやすいように作られています。

~自営業者などでもカードローンの利用は可能~
本文では自営業者は収入の安定性の評価が低いと説明していますが、確かにそうですが、ある程度の年収が有れば、多少月々の収入にばらつきがあっても審査自体は可決されます。ただし、評価が低くなる分、利用限度額の算定などには影響が出て、安定収入のある職種に比べて、最初は少額になってしまう可能性はあります。

毎月返済額は一定になる?返済方式によっては一定にはならない!

カードローンの月々の返済額は、この返済方式によって決められることになります。カードローンで採用されいる返済方式はリボルビング方式と残高スライド方式の2つで、それぞれに特徴があります。

リボルビング方式はかつて採用している業者が多かった方式で、元金の返済分と利息分の合計額が一定になり、毎月返済額が変わらないため、利用者には返済の見通しがつけやすいものになっています。

これに対して残高スライド方式というのは、借入残高の金額を段階的に区切って、それぞれの段階内で返済額が一定になる方式で、借入残高が大きくなると返済額も高額化することになります。

カードローンの返済方式とは

では具体的にカードローンの返済方式にはどのようなものがあるのでしょうか。

現在のカードローンの返済方式は殆どの場合、次の2種類のどちらかになっています。

  • リボルビング返済方式(リボルビング方式)
  • 残高スライドリボルビング返済方式(残高スライド方式)

これらは、基本的には予め返済額が決まっていて、借入額によって返済期間が決まるというものです。

ローンの返済方式としては、逆に返済期間を決めて、月々の返済額が決まるというようなものもありますが、カードローンは必要に応じて追加融資も簡単に利用できますから、この2つのどちらかになっています。

リボルビング返済方式はいくら借りても返済額は一定

では各返済方式がどういったものなのかについて説明していきましょう。

まずリボルビング返済方式というのは、いくら高額の借入れをしたとしても、月々の返済は元金の返済分と利息分の合計が一定になる方式です。

つまり次のような関係になります。

元金の返済分 + 利息分 → 一定額

返済を続けていけば月々元金の一部を返済しますから、借入残高というのは徐々に減っていきます。そうすると利息分は計算のもとになる借入残高が減りますから、徐々に少額になっていきます。

このように利息分が徐々に減る訳ですから、一定額の返済を続けていけば、徐々に元金の返済分は増えていきます。

このため外見は一定額になってはいますが、元金の返済分と利息分は月々変動しているわけです。

残高スライド方式は借入残高によって返済額は変動する

これに対して残高スライド方式というのは、借入残高を何段階かに区切って、その段階内では月々の返済額が元金の返済分と利息分の合計額が一定になる方式です。

つまり、各段階内では前記のリボルビング返済方式と同じですが、高額利用になると、段階が変わって、月々の返済額が高額化していきます。

したがって、返済を行う場合には、返済額がいくらになるのか、常に注意しなければなりません。

これらの返済方式のうち、リボルビング返済方式は以前は消費者金融の多くが採用していましたが、現在では銀行も消費者金融も残高スライド方式の採用が多くなってきています。

~残高スライド方式は何種類か存在する~
残高スライド方式はカードローン毎に微妙に違いがあります。例えばいつの時点の残高にするかとか、残高が徐々に減っても、借入後に残高を基準に返済額が決まって、新たな借入れが行われるまでは借入残高が減っても返済額は変わらなかったりする場合等があります。したがって残高スライド方式の場合には、しっかり方式の中身を理解する必要があるでしょう。

返済方式による利用上の注意とは?いずれも借り過ぎは問題になる!

これらの返済方式にはぞれぞれ注意点があります。

まずリボルビング返済方式の場合、幾ら利用しても返済額が変わりませんから、高額利用をした場合、利息が高額化して、元金の返済分が減ってしまい、いつまでも返済が続くことにつながることがあります。

また残高スライド方式の場合、借入残高が高額化すれば、返済額も高額化してしまい、自分の返済能力では返済できなくなってしまう事があり、安易に利用できない方式です。

このようにどちらの方式を選ぶにしても、借り過ぎてしまうと何らかの問題が現れてくる事になるので、自分が利用する方式をよく理解して、問題が起きないように事前に借り方を考えておかなければなりません。

リボルビング方式は融資の利用額によっては損失につながる

これらの返済方式はそれぞれ特徴があり、利用者にとっては返済しやすくなるように考えられているのですが、良い面があれば悪い面もあるもので、利用には注意しなければならないことがあります。

まずリボルビング返済方式の場合、いくら借りても月々の返済額は変わりませんから、利用者は先々の返済の見通しが良く、大変返済しやすい方式だとみられています。

確かにそうなのですが、そこに落とし穴があります。ある程度の借入額までは良いのですが、高額の借入れをした時のことを考えてみてください。

借入残高が増えれば、その分利息も高額化します。そこで先程の関係を思い出してください。返済額は一定なのですから、利息が増えれば、元金の返済分は減ります。

もし高額の借入れをして月々の利息額が返済額に近づいたとしたら、元金は返済してもほとんど減りません。

さらに、翌月も同じ程度の利息を支払わなければなりませんから、また元金は減りません。

こうして、高額の借入れを行ってしまうと元金がほとんど減らないまま、ずっと利息を支払うことになって、返済期間はどんどん伸び、返済総額も膨らんでしまう事になります。

残高スライド方式は高額利用をすると返済に行き詰る可能性がある

残高スライド方式というのは、実はこのリボルビング払いの問題点を解決するために採用された方式で、高額利用を行った場合には、返済額が増えて、元金の返済分が少なくならないようにした方式です。

ただし、借入れが増えると、返済額が増えますから、返済の見通しを立てるのはリボルビング返済方式の場合に比べて複雑にならざるを得ません。

そしてもう一つ大きな問題は、返済額が増えると月々の返済額も高額化することになるので、場合によっては利用者の返済能力を超えてしまい、生活を圧迫するだけではなく、返済に行き詰る事もあります。

したがって、この残高スライド方式の場合には、返済の可能性を常に見極めなければなりません。

どちらの方式を選ぶにしても高額利用は問題がある

このようにカードローンで採用されている返済方式は、どちらが採用されているにしても、高額利用をしてしまうと、それぞれ問題があることが分かります。

現在ではリボルビング払いの危険性が認識されることになったため、多くのカードローンが残高スライド方式が採用されています。

このため借り過ぎると返済が難しくなることになり、場合によっては債務整理に追い込まれる可能性も無いとは言えません。

いずれにしても、安易に借入れを続けて、高額の借入残高にならないように、十分注意しなければなりません。
~まずは借りなくて済ませる方法を考えることが先決~
カードローンはATMからキャッシュカード感覚で融資の利用ができてしまうため、ちょっとお金が必要な時に安易に借入れしまいかねません。しかし、高額の借入れを行ってしまうと本文で説明しているように問題が発生します。ですから、お金が必要な時は、借入れを考える前に、どうしたら借入れを回避できるかを考える癖をつけましょう。

借入前に返済の可能性を探っておこう!自分のお金の管理が大切

そこで、返済が行き詰らないようにするために、カードローンの申込みの前に、自分はいくらの返済まで耐えられるのかをできるだけ正確に計算しておくようにしましょう。

そして、カードローンを選ぶ場合には、自分が実際に返済していくことが可能なのかどうかを検討してみましょう。カードローン毎に月々の返済額が違いますから、自分の返済能力を踏まえて選んでください。

これらの計算を正確に行うためには、日頃から自分のお金というものをしっかり管理しておき、自分が日頃何にお金を利用しているのか把握できていることが重要です。今日からでも記録に残してください。

自分は月々いくらまでの返済に耐えられるか計算してみよう

そこで、カードローンを利用する場合には、利息が増えてしまったり、返済できなくなってしまう事が無いように、借入れを行う前に自分が幾らまでの返済に耐えられるのかを計算しておきましょう。

その前に必要なのが、1年程度前からの月々の収入額と支出額です。家計簿を調べて、書き出してみてください。収入額と支出額が分かったら次の数式を利用して月々の収支額を計算してみましょう。

収支額 = 収入額 - 支出額

この収支額というのは収入額から生活費として掛かっている支出額を差し引いた金額という事ですから、収支額がが黒字であれば、月々その金額の余裕が有ったという事です。

したがってこの収支額内であればカードローンの返済を行ってもそれまでの生活に影響することは無いという事がわかります。すなわち、この収支額が自分が耐えられる返済額という事になります。

実際に利用するカードローンの返済が可能かどうか検討しよう

自分の返済可能額が分かったところで、次に利用することになるカードローンの返済額を調べてください。残高スライド方式の場合には、借入額によって返済額が違ってくるので間違わないように注意しましょう。

そこで収支額と返済額が次の関係を満たしていることを確認しましょう。

収支額 ≧ 返済額

月々の収支が安定していれば、返済の可能性はすぐに判断できますが、収支額が不安定な場合には、この関係が成立していない月に注目しましょう。

そういった月が1年のうち1回か2回というのであれば、遣り繰りで返済は可能でしょう。しかしこの関係が成立していない月がそれ以上に多い場合には、借入れ自体無理だと考えたほうが無難です。

日頃から自分のお金というものを管理しておくことが重要

ここでは、家計簿から月々の収入額と支出額を調べるように言っていますが、実際には家計簿などで自分の家計というものを管理できていない場合も少なくありません。

もし自分は収支額が計算できないという場合は、安易な借り入れは危険ですから、まずは自分のお金というものを管理することから始めましょう。

管理を始めれば自分のお金の使い方も見えてくることになり、無駄使いの部分も分かるものです。お金を管理することによって、そういった部分を排除できれば、そもそも借入れする必要も無いかもしれません。

ですから、今日からでも自分のお金というものの管理を始めてみましょう。

最近ではスマホのアプリなども出ているので、管理を始めるのもハードルは低いはずです。

~借入前には返済計画を立ててみよう~
返済できることが確認出来た後は返済計画を立てましょう。返済期間を計算して、月々に返済額を明記してください。また返済できなくなった場合、どういった部分を節約すればよいのかも記載してください。いうときに慌てずに対処することが可能になります。

ここでカードローンの毎月の返済額について纏めておきます。

  • カードローンの利用は安定収入があることが前提になっている
  • 月々の返済は返済方式によって決まり一定になる場合と借入残高で変化する場合がある
  • 返済方式にはそれぞれ問題がありいずれも借入額が高額化すると問題が顕在化する
  • 借入前に自分が返済可能なのかどうか探っておくことが重要

生活していれば何が起こるか分かりません。ですから返済を考える際も、ギリギリで考えるのではなく、多少の余裕を考えて返済できるように計画しましょう。

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