自分向きのカードローンとは?情報収集と選び方

カードローンの返済期間はどう決まる?シミュレーションで計算しよう

カードローンもローンですから、必ず返済しなければなりません。そこで気になるのがいつまで返済しなければならないのかという返済期間でしょう。

カードローンは返済額が決まっていますから、月々その金額で返済するとして返済期間は借入元金と金利および返済方式が分かれば自分でも計算できます。

しかし馴れなければなかな面倒な計算ですから、金融機関は各カードローン向けの返済シミュレーション機能を提供しているので、それを利用すれば簡単に返済期間を計算することができます。

ただし、返済期間を計算したからと言って、返済できるわけではありませんから、計算した返済期間をもとに、返済計画を練って着実に返済していくことが重要です。

カードローンは借入額と金利と返済方式で返済期間が決まる!

カードローンと言うのは返済方式によって月々の最低返済額が決まっているので、カードローンによってはそれ以上であれば幾らでも返済できます。

したがって返済期間を計算するにはまず返済額を調べて、実際に返済する金額を決めましょう。

返済期間は、この返済額が分かれば、あとは借入元金の金額と適用になる金利、そして返済方式が分かれば、計算することができます。

返済方式は、例えば最近では残高スライド方式と言って借入残高を段階的に区切って各段階内であれば月々の返済額が一定になるという方式の採用が多くなっています。

要するに月々どのように返済していくかを決めているのが返済方式ということになります。

カードローンは月々の返済額が決まっている

ローンというのは自分では用意できない高額なお金が必要になった時に融資を受けて、以後は自分で返済できる範囲の少額のお金を長期にわたって返済していくというのが、基本パターンです。

カードローンの場合は、必要になった時に少額づつ借入れすることができますが、基本的には借りたお金を、少しづつ返していくという形は変わりません。

そこで気になるのが月々いくらをどのくらいの期間返済することになるのかという事です。

月々の返済額は、カードローンそれぞれで決められており、いくら借りても変わらない場合や、借入額に応じて高額化する場合などがあります。

こういう場合、月々に返済する金額は決められるわけですが、カードローンによっては、最低返済額と言って、その金額以上であれば幾らでも構わないという形のものもあります。

返済期間はどのように決まるのか

では返済期間というのはどのように決まるのかという事になりますが、これは借入額と月々の返済額だけでは決まりません。

単純に考えれば借入額を月々の返済額で割れば、返済に要する月数が計算できるように思いますが、これでは金融機関は利益を出すことができません。

ローンを借りたら利息を支払う必要があるので、単純には計算できない訳です。

利息は次の数式で計算できます。

利息 = 借入残高 × 金利(年利) × 借入期間(年換算)

例えば10万円を金利10%で30日間借りたら利息は次のようになります。

利息 = 10万円 × 10% × 30/365 ≒ 822円

つまり月々の返済額が1万円だとすれば1月後の1回目の元金の返済額は次のようになります。もちろん本来は借入日と返済日の関係で1回目の返済の利息は一月分とは限らないので注意してください。

元金の返済額 = 1万円 - 822円 = 9178円

つまり月々1万円の返済と言っても、1回目の元金分の返済は9178円という事になる訳です。

したがって2回目の返済時の借入残高は次のようになります。

2回目の返済時に借入残高 = 10万円 - 9178円 = 90822円

この借入残高を元に2回目の返済の利息と元金の返済分が計算されます。

この計算を借入残高が0になるまで繰り返せば、何回目の返済で完済になるのかが計算できることになり、返済期間が分かります。

このように返済期間というのは借入元金と月々の返済額、金利で決まりますが、月々の返済額は次に説明する返済方式で決まりますから、この返済方式も返済期間に関係してくることになります。

返済方式とは

返済方式というのは、月々どのように返済額を決めるのかという方式のことです。

以前消費者金融を中心に多くの業者で採用されていたのが、リボルビング返済方式と呼ばれるもので、この方式の場合、いくら借りたとしても月々の返済額が変わらず、利用者には返済しやすい方式でした。

しかし高額の借入れをしてしまうと、利息も高額化してしまうため、返済額の大部分が利息になってしまうようになり、返しても返しても借入残高が減らず、返済期間が長期化する欠点がありました。

これに対して、最近多くの業者で採用されているのが、残高スライドリボルビング返済方式と言われるもので、この方式では借入残高を何段階かに区切って借入れが増えると返済額も増えるようにした方式です。

この場合、借入残高によっては、返済額が変わってしまうので、利用者には注意が必要ですが、高額利用しても返済額が高額化するので利息ばかり支払うというような問題はありません。

ただし、返済期間を計算する場合には、借入残高によって返済額が変わるので、注意しなければなりません。

~借入を繰り返すとずっと返済が続くことになる~
本文では一度借入して返済を続けるという前提で説明していますが、カードローンは利用限度額内であれば追加で融資を利用することができます。

このため借入れを安易に続けてしまうと、返済期間の計算など無意味になって、常に返済が続く事になります。

こうなってしまうと返済自体が本来は支出の必要がないお金なのに、常に必要な支出という位置づけになってしまい、感覚が麻痺してくるので十分注意しなければなりません。

返済期間は返済シミュレーションを利用すれば簡単に計算できる!

返済期間は計算できると先ほど説明しましたが、利息の計算などを行わなければなりませんから、自分で計算するのはかなり面倒で、計算に馴れていない人にとっては、なかなか難しいはずです。

このため、金融機関は各カードローンのホームページに返済シミュレーション機能を用意しているのが普通です。

まずは自分の利用するカードローンのホームページで返済シミュレーション機能を探してみましょう。

あとは自分の借入額など必要条件を入力して返済シミュレーションを行ってみてください。一瞬で返済期間を計算することができます。簡単ですから、返済額などを変えていくつか計算してみてください。

返済期間を自分で計算するのは面倒

先程返済期間の計算方法を説明しましたが、ほとんどの人は面倒だと感じた筈です。

それでも借入金額が少額であれば、それほど時間がかかりませんし、計算する事によって、利息についての知識も得られますから、無駄ではないのですが、借入金額が高額になるとそんな事は言っていられません。

結局ここで、返済期間の計算は止めて、はっきりしないままに借入れを行ってしまうという人も多いでしょう。

しかし、返済期間によっては返済が厳しくなる可能性もあるので、見切り発車は止めて、やはり予めしっかり返済期間は把握しておくべきです。

金融機関のホームページには返済シミュレーションが用意されている

そこでぜひ利用してほしいのが、返済シミュレーション機能です。

最近ではインターネットが発達してきていますから、それぞれのカードローンには必ずホームページが用意されています。

このホームページには多くの場合、返済の説明部分に返済シミュレーション機能が用意されています。

このシミュレーション機能では借入金額と返済額が上乗せできる場合には予定する返済額を入力することによって、一瞬にして返済期間や利息が計算されて表示されますから、大変便利です。

ただし、カードローンによっては見つけにくい部分に設置されていたり、そもそもシミュレーション機能がない場合もあるので、注意してください。

借入予定の場合は返済シミュレーションで返済期間を計算してみよう

そこで、これからカードローンで融資の利用を計画している場合には、まずこの返済シミュレーション機能を利用して、返済期間を計算してみましょう。

返済額が調整できる場合には、様々なパターンでシミュレーションしてみて、有利な返済を検討してみてはいかがでしょうか。

またどのカードローンを利用しようか迷っている場合も、いろいろなカードローンで返済シミュレーションを使って比較してみましょう。

それぞれ返済方式に微妙な違いがあるので、自分の借り方でどれが有利になるのかも良く分かるはずです。

~無理な条件でシミュレーションしても意味はない~
返済シミュレーション機能の利用時に注意が必要なのは、有利になるからと言って、自分の返済能力を無視して無理な条件で利用しても意味はありません。あとあと返済時に問題になる可能性があります。

あくまで自分の能力に則って利用してください。

カードローンを借りる前に返済期間中の返済計画を立てよう!

ただし、返済シミュレーションで返済期間を計算したからと言って、返済ができるという事につながる訳ではありません。まだ返済期間が分かったにすぎず、どのように返済するかは別に考えなければなりません。

そこでカードローンを利用する場合には、返済シミュレーション機能を使って返済期間を計算した後、それをもとにして、どのように返済していくのか返済計画を立ててみることが大変重要になります。

返済計画立案では、これまでの自分の収入と支出の内容から返済期間中の収入と支出を予想して、返済期間中の返済の可能性を調べます。もし返済が難しいと考えられる場合には借入れは中止しましょう。

返済シミュレーションだけでは返済できるとは限らない

注意してほしいのは、人によっては返済シミュレーションを行うことで、返済できるような気持ちになってしまうという事です。

しかし返済シミュレーションというのは返済期間や利息を計算しているだけで、返済ができるかどうかを検証するものではありません。

ですから、返済シミュレーション機能は、返済の可能性を探るツールと捉えたほうが妥当で、決して利用すれば返済が必ずできるというような魔法の機能ではないという事をよく理解しておかなければなりません。

カードローンを利用する場合は必ず返済計画を立てよう

このような訳ですから、カードローンを利用するためにはここで説明している返済シミュレーション機能を利用したりして、返済の可能性を探る必要がある訳です。

そのためには返済シミュレーション機能で計算した返済期間をもとに、その間返済していけるかどうかを調べて、返済計画に纏めておくようにしましょう。

返済というのは返済計画があるのと無いのでは、破綻する可能性も全く違ってくるので、どんなに少額の借入れでも必ず検討しておくべきものだと考えてください。

自分の収入と支出から返済の可能性を判断することが大切

そこでまず1年程度前からの月々の収入と支出を調べてみてください。収入と支出が分かったら、次の数式を使って月々の収支を計算します。

収支 = 収入 - 支出

この収支が毎月返済額以上あれば返済していける可能性は高くなります。

たまに収支が返済額を下回っているというのであれば、その分を別の月から回せれば借入れは可能でしょう。

もし収支額では返済額を賄うのが難しい月が多い場合には、借入れ自体が無理と言うことです。

次に返済期間は分っているわけですから、返済期間中の月々の収支を予想してください。季節的な変動もありますから、前年の同じ時期の支出内容を参考にすれば正確性が増します。

予想する収支が返済額以上の場合は良いですが、返済額に満たない場合には、支出内容などから節約できる部分を探して、返済計画に明記しておきましょう。

こうしておけば返済に困りそうな場合も、どう対処すればよいかが分かっていますから、慌てなくて済むはずです。

~自分のお金はしっかり管理しておこう~
返済計画を練るには自分の収入と支出が必要になりますが、収入は分っても詳細な支出が分かる人は、そう多くは有りません。

しかし自分が何にお金を使っているか分からないのでは借入れしたお金も何に使ったか分からなくなるという事ですから、自分のお金というものは必ず管理しておく事が必要です。

しっかり管理していれば先々どのようなお金が必要になるかもわかってくるので、事前に対策すれば借入れ自体を回避することもできる可能性もあるのです。

余分な資金ができたら返済に回そう!返済期間が短縮されお得にできる

返済途中で返済計画に無い臨時の収入が有り、余分な資金ができた場合には、多くのカードローンに用意されている随時返済を利用して、元金分の返済に充てるようにしましょう。

もし元金が少なくなれば、当然その分の返済期間は減りますから、全体の返済期間を短縮できることになります。

また借入残高を減らせますから、それにかかってくる利息も少なくなるため、月々の返済額に占める利息分が減ることになり、元金の返済効率が上がって、その分でも返済期間は短縮されることになります。

もし予定外の資金ができたら借入残高の返済を行おう

返済は作成した返済計画に従って行いますが、もし賞与などで臨時に収入が入った場合には、返済シミュレーション機能では反映できない随時返済機能の利用を考えましょう。

つまり予定外の資金が入った場合には、月々の返済とは別に、随時返済を利用して、借入残高の全部あるいは一部を返済してしまうということです。

もし随時返済ができたら、それに基づいて返済計画を見直して、常に返済できる計画に保つことを忘れないようにしてください。

借入残高が少なくなれば返済期間を短縮できる

では借入残高が少なくなると、どうなるのでしょうか。

まずは月々の返済額が変わらなければ、借入残高が少なくなるわけですから、返済期間を短縮することができます。

この時点でも借入残高をもとにして返済シミュレーションで計算しなおせば、残りの返済期間や利息を計算することができます。

ただし、余分に返済することによって先々懐具合がさみしくなって、新たな借入れを行う必要が生じたのでは意味がありませんから、無理な随時返済は止めましょう。

借入残高が少なくできれば利息も減ってお得にできる

もし借入残高が少なくできれば、返済期間が短縮されるだけではなく利息にも影響が出てきます。

借入残高が減る訳ですから、それにかかる利息というのは当然予定よりも少なくなることになり、随時返済をして借入残高を減らせば、お得な利用にもつながる訳です。

さらに、利息が減るという事は、返済額が変わらなければ、元金の返済分が増えるという事ですから、その分でも返済の効率は良くなるので、これでさらに返済期間を短縮できます。

ですから無理はいけませんが、もし余裕があれば随時返済を行い、有利に返済することを考えてみてください。

~借りないのが最もお得なのを忘れてはいけない~
本文では随時返済を利用して有利に利用することを説明していますが、実際に最もお得なのは、借りないことです。借りなければ返済もなく利息の支払いもないのです。

したがって、お金が必要という場合には、まずは借りなくて済ませる方法がないかよくよく考えてみてください。

ここでカードローンの返済期間について纏めておきます。

  • カードローンの返済期間は借入額と金利と返済方式で決まる
  • 返済期間は返済シミュレーションを利用すれば簡単に計算できる
  • 返済期間が計算出来たらその間の返済の可能性を考えて返済計画の策定が必要
  • 余分な資金ができた時は返済に回して返済期間の短縮を検討すべき

返済期間は短いほうが利息を考えればお得ですが、返済できなくなる可能性もあるので、多少不利でも自分が返済できる範囲内で考えることが重要です。

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